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月白 累さんによるパーティクルライブ再上映

2026年4月5日22時、月白 累さんによるパーティクルライブが、特設VRChatワールドにて行われました。

3月15日に上映されたVRChatでのライブは想定以上の来場があったそうなので、直接見れなかった方は今回の再上映は嬉しかったのではないでしょうか。私はというとバーチャルアーティストには疎いため、今回の件で彼女を知り、上映後の配信なども視聴させて頂きました。

単に「歌う」だけではなく、月白 累さんの独自の世界観を、歌とワールドに落とし込んだ完成度の高いライブステージ。1度目の上映は存じ上げていなかったため、今回このような形で再上映で出会えたこととVR体験がとても嬉しかったです。

今回はそんなVRライブ体験の記録となっております。

VRアーティスト「月白累」について

月白 累(げっぱく るい)

真っ白な髪とすらりとしたボディライン、スタイリッシュなテック系デザインの衣装を纏った少女。
透明感のあるウィスパーボイスと、歌に込められた、彼女の世界観がとても印象的です。

「デジタルツールを通さなければ他者から認識されない」というバーチャル活動を活かした設定があり、歌う姿にはその切なさがあります。

我々ユーザーは彼女の観測員として訪れ、ライブを体験することとなります。

「私は、病に生かされている。」

不思議な“ギフト”を持つ子供たちだけが集められた孤児院「箱庭」。

息も凍るような厳しい寒さの夜、“デジタルツールを通さなければ他者から認識されない”「失われた子供たち(Lost children)」と呼ばれる奇妙な病を患う少女が保護された。

深い孤独を抱えながら、他者との関わりの中でどう生きていくのか。病克服の鍵は、彼女の歌声の中にある。

引用元:月白 累|VEE公式サイト

VEE(ヴィー)

月白 累さんが所属しているソニーミュージックによる、史上最大規模のバーチャルタレント・アーティストの育成とマネジメントプロジェクト。音楽や声優などのエンターテイメント活動を行い、ソニーミュージックがそのサポートを行っています。

Latent再上映の様子

彼女の世界観を大事に作られたデザイン

ネオ・フューチャリズム調のミニマルデザインのライブステージ。「箱庭」の保護セクター。

奥にあるパネルには心拍モニターと思われる映像が流れています。月白 累さんのキャラクター設定的に、他者から認識されないため、データとして生存を確認されているという世界観表現でもあると思われますが、希薄な存在の彼女の存在が確認できる少し切ない表現でもあります。

落とされた明かりのなか、ひとりの少女の人影がステージ中央に浮かび上がります。

現れたのは、四肢がノイズで欠損し掛かっている月白 累さん。彼女のウィスパーボイスが耳を優しく撫でます。

華奢なアバターデザインが儚げな様子をより一層強めています。メカクレ少女とってもカワイイ!
胸元のキルティング生地とアクセントカラーの黄色が特徴の衣装は、最近の洗練されたSci-Fi感が出ています。

ライブといえば、私はヘビーメタルやパンクロックなどの派手なバンドでの経験しかなかったため、こういった静かな始まり方をするステージは初体験でした。孤独感と切なさを感じる雰囲気に没入してしまいます。

心拍数と連動した特殊なパーティクル演出

歌唱中のパーティクルは美しく、彼女の歌声にマッチしたものとなっておりました。
同行していた相方曰く、「心拍数に合わせて演出が変わっている気がする」と言っていたのですが、実際そのようになっているとライブ後の配信(アーカイブ有り)で御本人がおっしゃっていました。

このパーティクルは、彼女の心拍をリアルタイムで計測されており、パーティクルと連動しているそうです。

クレジットにはバイタルデータ計測・解析技術協力に、『ソニー株式会社 技術開発研究所 インタラクション技術研究開発部門 ヒューマンテクノロジー研究開発部』と、いかつめの呪文のような部署が書かれています。ソニーさんの協力の元、このような演出が可能になったのですね。

ライブ後に語られる月白累さんの様子

ライブ終了後、突如として彼女の姿がスッと消えてしまいます。

物理法則の限界を越えて、体が崩れ落ち、デジタルの世界から消えていく。しかしこれはデバイスを介さず、現実での体は逆に研究員の肉眼で確認されるに至ったと後日談の動画で語られています。

ものすごく台無しにしてしまう発言かもしれませんが、それを聞いたとき「キャラクターとしての世界観の貫き方がすごい人だな!」と感心してしまいました。本当バーチャルアーティストに対しての認識が緩いため、このような発言で申し訳ありません…。

でも確かにこれは彼女のファンにとっては良い演出だと思われることでしょう。

ライブ後の感想

VRChatには数多くのパーティクルライブが存在しますが、没入感に拘った演出とキャラクター作りが映えるライブでした。
改めて、再上映して頂いたことと彼女の存在を知ることが出来たこと、とても感謝しています。

バイタル連動のパーティクル演出ははじめて見たので感動しました。バーチャルだからこそ出来ることはこれからも増えていきそうですね。

歌や楽器を触られる方はVRChatでのライブを行うことはとても良い手段だと思います。
VRChatの住民たちは注目されているワールドへ気軽に足を運ぶ方が多いため、集客もしやすく、ファン以外の人間への認知も高まります。そして音楽とパーティクル演出はとても相性が良い。現実では物理的に不可能なことでも可能になるのがデジタルの世界です。

私もパーティクルライブに訪れるのはとても好きなので、このようなイベントはたくさん増えてほしいなと思っております。

他のパーティクルライブにも興味を持った方へ

私がおすすめするパーティクルライブのひとつに、きくおさんの「よるとうげ」があります。

VRChatの住民にとっては最早初心者案内などでもお馴染みになっていると思いますが、是非観に行ってください。
こちらは来場すればいつでも楽しめるワールドですので、私もたまにきくおさんの音楽に触れたくなったときに足を運んでいます。

その他、パーティクルライブ用のポータルワールドなども存在しますので、いろんな音楽と演出に触れてみてください。

ワールド詳細&ワールドリンク

VRChat - World Link

ワールド説明文

2026年4月5日(日)22時00分(現在は跡地)

制作者最大人数公開日
月白 累50名2026年4月5日
  • この記事を書いた人

YUHKIchang

VRChatやTRPG、Steamを中心に、謎解きやゲーム作品を紹介。プレイ体験をもとに、雰囲気や難易度、ポイントを整理しています。

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